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〔 内職、職人についての考察 〕
京都で、元々〔京鹿の子絞り〕に関しては洛西の大原野という場所で発展してきました。
こちらは、〔大枝の柿〕〔桂の筍〕と言われる農作物の産地で、農家の奥様が収穫の時期以外の内職として疋田や人目絞りを括られていたのが産地が形成された最初と聞いております。
15年ほど前に、芸妓さんになるデビューとなる〔襟替え〕のお着物の受注を納品の1年ほど前に受けたことがあります。襟替えの日にちは決まっているために1日も納期を遅れることは厳禁なので、一度慌てて内職さんに納期の確認を電話した事があります。その際、電話口に出られた内職さんに「今は柿の収穫が忙しいから絞りは触っていません」と言われ唖然とした思い出があります。絞りの仕事はその地域の方の生活と共にあり、続いてきていたのだな。。と感じるエピソードです。
今は、その地域の生活が変わりその様な形はありません。今の現代に合わせた〔大原野〕を再度構築していく必要があります。
通信や交通が発達し、また人の働き方が多様化した現代、ものの産地も多岐に渡る可能性があります。産地と言うよりも、人に依存していくようになると思います。
<Mさんの場合>
京都から離れた場所で複数人の子育てをしながら本疋田を絞っている仲間がいます。
リモートでゼロから疋田を括る勉強をして、現在では「紅白歌合戦」に出る衣装を本疋田にて表現をするまでに成長しました。
<Hさんの場合>
京都から離れた場所でフルタイムの仕事をしながら、空いた時間で本疋田を絞っている仲間がいます。
将来、子育て等でフルタイムが難しくなった際を見越して疋田を括る事を続けています。
<Kさんの場合>
京都で、子育てをしながら運針の仕事をしてくれている仲間がいます。こちらの方は将来的には着物の仕立てをしたいとの事で、丸太遠藤のお客様の小売店さんを紹介しました。若い仕立て屋さんを探していた小売店さんとまさにwinwinの提案となり、運針を続けながら着物を仕立てています。